いつもご利用いただいているMさまより、車の走行距離が10万キロになったのでタイミングベルトの交換時期とのことでご来店いただきました。
タイミングベルトとはエンジンの駆動に必要不可欠なパーツで、クランクシャフトからカムシャフトへ動力の伝達をし、点火のタイミングを管理する働きをしています。そのため、エンジン駆動時は回転し続けています。
タイミングベルトはゴム製のため、消耗品なんですね。
ですのでタイミングベルトを交換せずに走り続けていると、突然切れてしまいエンジンにひどいダメージを与え、走行不能になってしまう可能性があります。
そのため、定期的に交換が必要になってくるんですね。
タイミングベルトは路上で簡単に確認できる位置にありません。
色々な部品を外していき、右の図の状態でようやく対面できます。
タイミングベルトの交換のタイミングで基本的にはウォーターポンプも一緒に交換します。
ウォーターポンプも消耗品のためいつかは交換する必要があります。
ウォーターポンプとは、ラジエーターの中に入っている冷却水、ロングライフクーラント(LLCとも呼ばれるもの)を循環させる大事な部品です。
これが壊れるとオーバーヒートを起こしてしまい、エンジンが停止します。
エンジン回りは御覧の通りパーツが複雑に配置されており、ラジエーターやタイミングベルト、ファンなどの部品を取り外さなければならないこともあり、大工事になります。
タイミングベルトとウォーターポンプ別々で交換してしまうとパーツの着脱で2度手間になってしまい、工賃も2回分かかってしまします。
なので、真野自動車整備ではご来店の手間も一度で済むように、タイミングベルトの交換の時にウォーターポンプも同時に交換することを推奨させていただいております。
以下は今回交換させていただいた部品一覧です。
タイミングベルト一式
カムオイルシール
クランクオイルシール
ファン、クーラー、パワステベルト
ウォーターポンプ
LLC
修理費用¥43,000円
タイミングベルトの交換のタイミングですが、距離であれば10万キロとなっています。(国産車メーカー推奨)
なので1年で2万キロ走る人であれば5年、3万キロ走る人であれば3年程度が交換のタイミングとなっています。
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